2026/08/12 02:09

OpenAI、ChatGPT広告を日本で提供開始 Free・Goの成人が対象

OpenAIは8月11日、ChatGPT Adsを日本、英国、メキシコ、ブラジル、韓国で提供開始しました。対象はログイン中の18歳以上のFree・Goユーザーです。Plus、Pro、Business、Enterprise、Educationには広告を出さず、無料ユーザーも1日のメッセージ上限を減らす代わりに広告を外せます。

ChatGPTの回答下にスポンサー表示の商品広告を置くOpenAI公式デモ画面
画像: OpenAI

回答の下に「スポンサー提供」

広告は「スポンサー提供」と明記し、ChatGPTの回答とは視覚的に分けて表示します。OpenAIは、広告が回答内容に影響することはないと説明しています。公式デモでは、質問への回答を読み終えた位置に、関連商品のカードが置かれています。

表示する広告の選択には、その会話の話題、過去のチャット、過去の広告への反応を使う場合があります。利用者は広告を閉じ、表示理由を確かめ、フィードバックを送り、広告のパーソナライズを止められます。

広告主には会話を渡さない

広告主に渡すのは、表示回数やクリック数などの集計データです。OpenAIは、チャット、履歴、メモリ、個人情報を広告主に開示しないとしています。広告のために個人データを販売することもないと説明しています。

18歳未満と判断したアカウントには広告を出しません。健康、メンタルヘルス、政治などの話題の近くにも表示しない方針です。会話の文脈を広告選びに使いながら、回答、広告主、利用者データの境界を画面と設定の両方で示す設計です。

ChatGPTの広告で問われるのは、広告があるかだけではありません。会話の文脈をどこまで使い、回答との分離や利用者の選択をどこまで明瞭に保てるか。日本での提供開始により、その設計を実際の画面で確かめる段階に入りました。