Apple新CEO、ハード・ソフト両方のデザインを直接監督か Bloomberg報道
AppleのJohn Ternus CEOが、ハードウェアとソフトウェア両方のデザイン業務に多くの時間を割いていると、BloombergのMark Gurman氏が10月4日に報じました。同氏は9月末にも製品開発を速める組織改革案を伝えています。デザイン部門の正式な組織変更や新製品への影響をAppleが発表したわけではありません。
デザインをCEOが直接見る
Bloombergの10月4日付「Power On」の公開部分は、Ternus氏がハードウェアとソフトウェアのデザイン業務を監督することに多くの時間を費やしていると伝えています。ハードウェア出身の新CEOが、製品の形だけでなく操作体験にも直接関わるという報道です。
ただし、Appleは新しいデザイン責任者の役職や、意思決定の分担を公表していません。Ternus氏の関与が今後のMacやiPhoneにどう表れるかを、現時点で製品仕様として語ることはできません。
年2回の発表サイクルから、通年の投入へ?
Bloombergの記事の公開部分は、Ternus氏が就任から数週間で、開発の加速、機器の種類の拡大、エンジニアリング重視の効率的な組織について同僚と話し合っていると伝えています。MacRumorsは同報道を踏まえ、従来の春・秋の発表に頼る度合いを減らし、年間を通して新製品を投入する案が検討されていると整理しました。これは今後の製品投入の考え方であり、直近の新製品発表を確定する情報ではありません。
同報道では、エンジニアと経営陣の間にある管理階層を減らす構想や、一部の技術プログラム管理職の削減も伝えられています。一方、これらの変更をどこまで実施し、製品の開発期間や品質にどう影響するかは分かっていません。Gurman氏は、長年の慣行を変えるには数年かかる可能性も示しています。
就任発表と異なるのは、製品の出し方への踏み込み
Appleは4月、ハードウェアエンジニアリングを率いたTernus氏が9月1日にCEOに就くと公式発表しました。その時点で新しい製品サイクルは発表していません。今回の報道が加えたのは、CEO就任後に製品開発の速度と組織の形を変えようとする具体的な方向です。Appleが次に示す製品や発表の間隔が、実際にこの構想に沿うかが焦点になります。