Codex、GitLabに対応 「@codex」でMRレビュー
OpenAIはCodex cloudのGitLab対応をベータ公開しました。GitLabのマージリクエスト(MR)で「@codex review」とコメントするとCodexが差分を確認し、指摘をGitLabへ投稿します。全ChatGPTプランが対象で、自動レビューやMR上からの修正依頼にも対応します。
コメント1行でMRをレビュー
GitLab.comのアカウントをChatGPTとCodexへ接続し、対象プロジェクトのクラウド環境を作ると、MRのコメント欄からレビューを呼び出せます。Codexはリポジトリ内のAGENTS.mdも読み、対象コードに近いルールを優先して確認します。
手動レビューはP0〜P2の問題を対象にでき、自動レビューは重大度の高いP0とP1へ絞られます。自動化はMR作成時、pushごと、Smart Triggerから選択可能です。結果はGitLabのディスカッションとノートとして残るため、別の画面へ移らずチームのレビューに混ぜられます。
修正にはプロジェクト環境が必要
レビューだけなら「@codex review」で始められますが、指摘の修正や通常のコーディング作業にはCodex cloudのプロジェクト環境が必要です。環境があれば「@codex fix the P1 issue」のように依頼し、MRのブランチへ変更をpushできます。
Self-ManagedまたはDedicatedのGitLabでは、ワークスペース管理者による接続設定、APIスコープを持つサービスアカウント、GitLab 19.0以降の署名付きwebhookなどが要ります。グループwebhookだけで広い範囲のレビューはできますが、修正を走らせるには各プロジェクトの環境が必要です。
ベータ版には境界もあります。デスクトップアプリの「Create pull request」に相当するGitHub向け操作は含まれず、GitLab側が折りたたんだ、または大きすぎる差分を省略するとCodexはレビューを完了できません。
GitLabを使うチームは、レビューと修正をMRの会話へ戻せるようになりました。ただし「全プラン対応」は設定不要という意味ではありません。接続先と任せる作業に合わせて、環境、webhook、サービスアカウントの権限を分ける必要があります。
