2026/10/28 19:39
iPhone XS/XR向けiOS 18.7.11配信 悪用の可能性ある欠陥を修正
Appleは10月26日、iPhone XS、XS Max、XR向けにiOS 18.7.11を公開しました。細工されたファイルの処理で任意のコードが実行され得るCoreGraphicsの欠陥などを修正します。Appleはこの欠陥について、iOS 27より前の版を使う特定の個人への高度な攻撃で悪用された可能性があるとしています。

対象はiOS 18を使う旧型iPhone
Appleのセキュリティリリース一覧には、iOS 18.7.11の対象としてiPhone XS、XS Max、XRが載っています。iPadOS 18.7.11はiPad(第7世代)向けです。iOS 27.2の対象となるiPhone 11以降とは更新の系列が異なります。
手元の端末では「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で、提供されている更新を確認できます。古い端末を使い続けている場合も、バージョンを確かめてください。
悪用の可能性は標的型攻撃の報告
問題のCVE-2026-86950はCoreGraphicsの範囲外書き込みです。Appleは境界チェックを改善し、細工されたファイルの処理で任意のコードが実行される可能性を修正しました。悪用については「特定の個人を狙う極めて高度な攻撃」での可能性を示しており、iPhone XS/XRで攻撃が確認されたとは書いていません。
今回の更新はこのほか、アプリが機密情報を漏らす恐れのあるAudioの問題と、悪意あるアプリが許可なくカメラへアクセスし得るCoreMediaの問題も修正します。Appleは攻撃の手口や対象者の詳細を公開していません。
悪用の報告は限定的ですが、対象端末では提供されているセキュリティ更新を確認する価値があります。
