2026/07/23 02:42

AppleCare+盗難・紛失、日本でiPadとApple Watchにも対応

Appleは日本のAppleCare+で、盗難・紛失に対する保証をiPhoneだけでなくiPadとApple Watchにも広げました。AppleCare+ 盗難・紛失プランでは、対象デバイスの紛失または盗難について1年間に2回まで交換を受けられます。ただし、申請には「探す」を有効にしておくこと、所定のサービス料を払うこと、対象外アクセサリを理解しておくことが必要です。

Appleの記事画像
画像: Apple公式

iPadとWatchも盗難・紛失の対象に入った

今回の変更で、AppleCare+ 盗難・紛失プランの対象は、日本でもiPhone、iPad、Apple Watchの三つに広がりました。Appleのページは、iPhone、iPad、Apple Watchを紛失したり盗まれたりした場合に交換品を届けると説明し、それぞれの製品欄でも1年間に2回まで交換を受けられると案内しています。

読者にとって大きいのは、iPadとApple Watchが「壊したときの修理」だけでなく、「端末そのものが手元からなくなったとき」の保証対象になった点です。通勤、旅行、学校、ジムで持ち歩く製品ほど、画面割れより紛失のほうが現実的なリスクになることがあります。

MacBook、Apple Watch、iPhone、AirPods、Vision Pro、Apple Pencil、iPadを並べたAppleCare+公式画像
画像: Apple。AppleCare+公式ページのヒーロー画像は、保証対象となる主なApple製品を並べている。

条件は「探す」とサービス料に集約される

AppleCare+ 盗難・紛失プランは、無条件の買い直し券ではありません。Appleは、盗難または紛失が発生した時点で対象デバイスの「探す」が有効であり、申請手続きが完了するまで有効のまま、本人のApple Accountに関連付けられている必要があると説明しています。位置情報を共有しているだけでは条件を満たしません。

サービス料も製品ごとに明示されています。盗難または紛失時のサービス料は、iPhoneとiPadが12,900円、Apple Watchが10,700円です。Apple PencilやApple製iPad用キーボードは、iPadと一緒になくしても盗難・紛失保証の対象外です。Apple Watchのバンドは、Watch本体が紛失または盗難にあった場合だけ対象になり、交換品のスタイルや色はAppleの裁量になります。

盗難・紛失時に見るべき条件
対象回数サービス料注意点
iPhone1年間に2回まで12,900円申請完了まで「探す」とApple Accountの関連付けが必要
iPad1年間に2回まで12,900円Apple PencilやApple製キーボードは盗難・紛失保証の対象外
Apple Watch1年間に2回まで10,700円バンドのみの申請は不可。交換バンドは元と異なる場合がある

保証は安心だけでなく、支払い方も変える

iPhone Maniaと気になる、記になる。が取り上げたように、今回の発表は日本のAppleユーザーにとって値上げ続きの文脈でも読まれます。AppleCare+は最近、MacとiPadの料金変更が話題になったばかりです。そこへ盗難・紛失対象の拡大と、月払い・1年間プランの案内が重なりました。

Interface Wireとして重要だと見るのは、保証が端末管理のUIと一体になっていることです。AppleCare+に入るかどうかは価格の問題ですが、実際に効くかどうかは、購入後に「探す」を切らず、Apple Accountから外さず、紛失時の操作を間違えないことにかかっています。保証商品の拡大でありながら、Appleが端末の所有、位置情報、アカウント保護を一つの操作面として扱っていることが見える変更です。

iPadやApple Watchを日常的に外へ持ち出す人には、今回のAppleCare+拡大は素直に意味があります。ただし、安心は契約だけで完結しません。「探す」を有効にしておく、対象外アクセサリを知る、申請前に端末をアカウントから外さない。日本のAppleCare+は、修理サービスから、紛失時のアカウント運用まで含む保護設計へ一段寄りました。