2026/10/24 07:20

1Password、AIエージェント用ログイン機能を発表 Museは順次対応

1Passwordは10月22日、AIエージェントにパスワードを見せずにログインさせる「1Password for Agents」を発表しました。エージェントがログインを求めると、利用者が自分の端末で対象アカウントを承認し、1Passwordが認証情報を入力します。MetaのMuseなどは順次対応しますが、ChatGPT Workとの連携は今後の予定です。

Museの代理ログインを許可・拒否する1Passwordの公式操作イメージ
画像: 1Password(公式の操作イメージ)

端末で承認、認証情報は1Passwordが入力

エージェントがログイン画面に着くと、必要なアカウントと理由を示して1Passwordへの接続を求めます。利用者が承認した場合、1Passwordがパスワードやワンタイムコードをフォームへ直接入力します。エージェントにはログイン結果だけが渡り、保管庫全体を読む権限は与えられないという説明です。

MuseがLinkedInのログインを求め、1Passwordを選ぶ公式操作イメージ
エージェントがログインを必要とすると、対象アカウントを示して1Passwordへの要求を出す。画像:1Password

ただし、ログイン後のエージェントは、そのアカウント内の情報を見たり操作したりできます。パスワードが見えないことと、任せた作業が安全に終わることは別です。1Passwordも、承認前に対象アカウントと作業内容を確認するよう案内しています。

Museは順次、ChatGPT Workは今後

MuseとGrok Botの連携は、今後数日かけて各プラットフォームへ順次展開します。Claude Duet、ChatGPT Workとdots、Town Townieは「近日対応」とされ、現時点で使える機能としては扱えません。対応する端末や承認方法も連携先ごとに異なります。

1Password内の連携済みアカウントと解除ボタンを示す公式操作イメージ
連携済みアカウントを確認・解除する画面の例。画像:1Password

個人・ファミリープランの1Password.comアカウントには追加料金なしで含まれます。一方、1Password.euと1Password.caのアカウントは現時点で対象外です。日本からの利用可否を含む個別の提供状況は、接続先の案内画面で確認する必要があります。

AIにパスワードを渡さずに作業を任せる道ができました。ただし承認はアカウントへの入口です。どのサービスを、何のために使わせるかを決める操作は利用者に残ります。