Codex、「mcp-server」コマンドを非推奨に app-serverへ移行
OpenAIは8月24日、Codex CLIの「codex mcp-server」コマンドを非推奨にしました。独自のクライアントへCodexを組み込む場合はCodex app-serverへ、Claude Codeから使う場合はOpenAI公式のCodexプラグインへ移るよう案内しています。コマンドの削除日は示されていません。
外部連携の窓口をapp-serverへ
app-serverは、Codexの認証、会話履歴、承認、エージェントの進行イベントを製品へ組み込むためのインターフェースです。CodexのVS Code拡張もこの仕組みを利用しています。定期ジョブやCIには、app-serverではなくCodex SDKを使うよう文書が役割を分けています。
標準入出力のJSONLが既定で、UnixソケットとWebSocketにも対応します。ただしWebSocket転送とapp-serverコマンド自体は実験的で、本番サポート外です。既存の「mcp-server」を単純に名前だけ置き換える更新ではありません。
Claude Codeは公式プラグインを使う
Claude Code向けの公式プラグインはapp-serverを内側で使い、同じCodex設定を引き継ぎます。「/codex:review」で読み取り専用レビューを走らせるほか、判断を問い直すレビュー、作業の委任、引き継ぎ、バックグラウンド処理の確認や中止をClaude Codeのコマンドから操作できます。
移行対象になるのは、CodexをMCPサーバーとして起動していた連携です。Codex側へツールを接続する一般的なMCP機能が廃止されるという発表ではありません。終了日が未定のため、利用中のスクリプトはapp-serverか公式プラグインのどちらへ寄せるかを先に確認するのが安全です。
今回の変更は、Codexを別の操作面から動かす入口を整理するものです。独自UIはapp-server、Claude Codeは公式プラグイン、自動ジョブはSDKと、用途ごとに移行先が分かれました。