2026/10/21 07:06

EFFのPrivacy Badger、Mac版Safariに対応 追跡元の読み込みを遮断

電子フロンティア財団(EFF)の追跡防止拡張機能「Privacy Badger」が、Mac版Safariで使えるようになりました。Safari 26.5以降が必要で、Mac App Storeから無料で入手できます。iPhoneとiPadのSafariには、まだ対応していません。

Privacy BadgerのアナグマとSafariのコンパスを並べたEFF公式画像
画像: Electronic Frontier Foundation

Safari標準の防止機能と何が違うか

EFFによると、Safariの標準設定は追跡元が得られる情報を制限する一方、読み込み自体は許す場合があります。Privacy Badgerは追跡元の読み込みを止める仕組みです。埋め込み動画やコメント欄など、開くだけで外部へ情報を送る部品も対象にし、必要ならクリックして読み込める表示に置き換えます。

追跡の動きを学習して遮断対象を増やすほか、個人情報の販売や共有を拒否するGlobal Privacy Controlの信号も送ります。一般的な広告を一律に消すための拡張機能ではありません。サイトが動かなくなった場合は、そのサイトだけでPrivacy Badgerを無効にできます。

利用できるのはMac版のみ

EFFは今回がSafari向けの最初の正式版だと説明しています。iOS版はMac版の問題を解消した後に検討する段階で、提供時期は示していません。App Storeの対応欄にはmacOS 15以降とありますが、拡張機能を使うには別途Safari 26.5以降が必要です。

EFFの発表ページにある導入リンクからMac App Storeへ進めます。Safariにも追跡防止機能はあるため、追加する価値は追跡元を読み込ませない動作や、埋め込み部品の制御を求めるかどうかで判断できます。

MacでSafariを使う人には、新たな選択肢です。iPhone版の提供や、すべての追跡を防ぐ効果まで確認されたわけではありません。