2026/08/21 12:15

ChatGPT、Macの「メッセージ」を検索・送信 CodexとWorkに追加

OpenAIは8月20日、Mac向けChatGPTデスクトップアプリにApple Messagesプラグインを追加しました。CodexとChatGPT WorkからiMessage、SMS、RCSを検索・要約し、下書きや返信送信まで進められます。初期設定では、送信前に本文と宛先の確認が必要です。

ChatGPTでAppleのメッセージを使うため、オートメーション、連絡先、フルディスクアクセスを許可する画面
画像: OpenAI / 9to5Mac

iMessage、SMS、RCSを検索して返す

プラグインはMacの「メッセージ」にある会話を探し、長いやり取りの要約、返信の下書き、送信を担います。OpenAIは、カレンダーの空き時間を調べて候補日を返す、前日の会話からフォローアップを拾う、会話中の誕生日をカレンダーへ加える、といった使い方を挙げています。

対象はAppleシリコン搭載MacのChatGPTデスクトップアプリです。利用できるのはCodexとChatGPT Workで、通常のChatGPTチャットでは動作しません。Messages経由で外出先からChatGPTを遠隔操作する機能でもなく、Web、モバイル、Codex CLI、IDE拡張では直接使えません。

「常に許可」は送信前の確認を外す

利用開始時にはmacOS側の許可が必要です。公開画面には、メッセージ送信のためのオートメーション、名前を探すための連絡先、会話を検索するためのフルディスクアクセスが並びます。単なる返信欄の追加ではなく、Mac内の会話を読む権限まで渡す設定です。

ChatGPTがメッセージ本文と宛先を示し、このチャットへの送信を常に許可するか確認する画面
初期設定では本文と宛先を確認してから送信する。画像: OpenAI / 9to5Mac

初期設定では、送信のたびに本文と宛先を確認します。会話ごとに「常に送信を許可」を選ぶと、その後は同じ相手への送信確認が省かれます。OpenAIは、信頼できない指示が入り得る会話では都度確認を保つよう注意しています。管理対象のワークスペースでは、管理者がこの連携を無効にできます。

検索と下書きは、過去の会話を手でたどる時間を減らします。一方、返信まで任せるなら、誰に何を送るかを最後に見る操作が安全装置です。便利さの境目は、プラグインを入れるかではなく、送信前の確認を残すかにあります。