2026/09/30 07:27

OpenAIのAgents APIがブラウザ操作に対応 Webサイトごとに承認が必要

OpenAIは9月29日、Agents APIにブラウザ操作を追加したと発表しました。開発者は自分のアプリから、OpenAIが用意するブラウザでWebサイトを操作するエージェントを動かせます。サイトへのアクセスとログインには、それぞれ利用者の承認や対応が必要です。

Agents APIでアプリ、OpenAI管理の実行環境をつなぐ公式図。ブラウザ操作の画面は示していない
画像: OpenAI(Agents APIの公式構成図)

ブラウザはOpenAI側、承認はアプリ側で扱う

Agents APIの「computer_use」ツールを設定すると、エージェントはOpenAI管理のブラウザで画面を見ながら操作します。Webサイトのテスト、情報収集、アプリの画面を使う仕事などが想定されています。開発者のアプリはセッションを開始し、進行イベントを受け取り、作業結果を確認します。

ブラウザが新しいサイトにアクセスする前には、そのサイトのドメインごとに承認要求が届きます。アプリは対象と理由を利用者に示し、許可・拒否・中止の判断を返します。ネットワーク接続を有効にしても、個別サイトへの許可を省略する仕組みではありません。

ログインは別の手続き、終了後は記録を確認

アカウントが必要なサイトでは、ログイン用の承認要求を別に処理します。OpenAIのガイドは、パスワードをエージェントへの指示文に書かないよう求めています。ブラウザ操作の記録やスクリーンショットを確認し、作業が終わったらセッションを削除する流れです。

9月10日に公開ベータとなったAgents APIに加わる新機能です。利用可能と発表されたことと、個々のサイトで目的の操作が正しく完了することは別です。導入するアプリは、承認画面と結果の確認方法まで設計する必要があります。