2026/10/31 19:19

iPhone 18 Pro、発売3週の推計販売は日本で27%減 中国は29%増

Counterpoint Researchが10月27日に公表した推計では、iPhone 18 Pro/Pro Maxの発売後3週間の販売は、前年の17 Proシリーズの同じ時期と比べて日本で27%減りました。一方、中国は29%増、世界全体では3.1%増。世界では伸びていても、日本の初動は逆方向だったという調査です。

Apple公式写真に写る4色のiPhone 18 Proシリーズの背面
画像: Apple(製品写真。販売推計はCounterpoint Research)

世界の増加は中国に偏る

Counterpointの地域別図表では、米国も4%減、日本は27%減です。中国の29%増が世界全体の増加分の大半を占めたと同社は説明します。比較対象はiPhone全機種ではなく、18 Pro/Pro Maxと前年の17 Pro/Pro Maxをそれぞれ発売後3週間で比べた推計です。

発売後3週間のiPhone 18 Proシリーズ推計販売を前年Proシリーズと比べ、日本マイナス27%、中国プラス29%、世界プラス3.1%と示す編集図
Counterpoint Researchの公開図表と本文に基づく編集図。地域ごとの絶対販売台数ではありません。

同社は、中国では前年より供給が円滑だったことや競合するAndroid高級機の値上がりを、日本では為替によって価格上昇が強まったことを背景として挙げています。ただし公開資料は地域別の絶対販売台数を示しておらず、価格だけが減少の原因だったと立証するものではありません。

発売直後の推計、長期需要はまだ分からない

この数字は9月の発売直後を切り取ったものです。Counterpoint自身も、中国の好調が継続的な需要なのか、購入が初期に集中したのかは今後の週次動向を見なければ分からないとしています。

日本で27%減という差は大きいものの、四半期全体の販売やiPhone Duo発売後の買い替え先の変化まで示す数字ではありません。Appleが公表した機種別販売実績でもないため、初動の地域差として読むのが適切です。

同じiPhone 18 Proシリーズでも、発売直後の推計は地域で大きく異なります。今後の販売を判断するには、初動だけでなく、その後の週次データとDuo発売後の動きが必要です。