2026/08/22 02:10

iOS版Firefox、広告ブロッカーを追加 検索広告は対象外

MozillaはFirefox for iOSに、EasyListを使う広告ブロッカーを追加しました。第三者の広告ネットワークやポップアップを読み込み前に止める実験機能で、初期設定はオフ。段階的な提供のため、まだ設定に表示されない場合があります。

Firefox for iOSの閲覧設定で、Ad BlockerをオンにしたMozilla公式画面
画像: Mozilla

第三者広告を読み込み前に止める

ブロック対象は、第三者の広告ネットワークと広告取引所、広告関連トラッカー、Webサイトに埋め込まれた多くの第三者広告、ポップアップや画面を覆う表示です。フィルターはEasyListを基にし、広告が表示された後ではなく通信の段階で読み込みを止めます。

オンにするには、Firefoxのメニューから「Settings」→「Browsing」と進み、「Content」の「Ad Blocker」を切り替えます。閲覧中のサイトメニューからも変更できます。表示が崩れたサイトでは同じ操作で戻せます。

検索広告とFirefox内の広告は残る

Google、Bing、DuckDuckGoなどの検索結果に出る広告は遮断されません。Firefoxのホーム画面や新しいタブに載るスポンサーコンテンツも対象外です。現在のフィルターリストが扱わない配信方式では、Webサイト上の広告が残ることもあります。

従来の「強化型トラッキング防止」とも役割が違います。こちらはDisconnectのリストを使い、ソーシャル、分析、暗号通貨採掘、フィンガープリントなどの追跡を減らす機能で、標準では有効です。今回の広告ブロッカーは、Firefox内で見える広告そのものを減らす別のスイッチです。

iPhoneでFirefoxを使う人には、追加アプリなしで広告表示を減らせる選択肢が増えます。ただし、すべての広告を消す機能ではありません。検索結果とFirefox自身のスポンサー表示が残る線引きまで含めて選ぶ機能です。