2026/10/27 19:07

iOS 27.2、AI編集画像にSynthID透かし 写真とImage Playgroundが対象

AppleがiOS 27.2で、AIを使って作成・編集した画像にSynthIDの見えない透かしを埋め込む機能を提供しました。対象は写真アプリとImage Playground。9月に予告していた出自確認の仕組みが、今回の更新で使える段階に進みました。

Apple公式画像。写真アプリでClean Up、Extend、Reframeの編集ツールを表示した画面。透かしそのものは見えない
画像: Apple(9月公開の写真アプリ画面)

写真のAI編集と画像生成に付く

Appleのリリースノートは、写真アプリとImage Playgroundで生成AIを使った画像を識別するSynthID対応を明記しています。Appleの利用ガイドでは、Apple Intelligenceで作成または編集した画像の「ほとんど」に透かしが含まれると説明します。すべての画像や細かな編集に必ず付く、という表現ではありません。

写真アプリのClean Up、Extend、Reframeは被写体の除去や画角の拡張・変更に使う機能です。Image Playgroundは文章などから画像を作ります。Appleが9月に示した両アプリの画面は、対象になる操作を見せていますが、透かし自体は画面上に表示されません。

iPhone 18 Pro上のImage Playgroundで生成画像を編集するApple公式画面
Image Playgroundの画面。画像に埋め込まれた透かしは目では確認できない。画像:Apple(9月公開)

確認できるのは出自の手掛かり

AppleはSynthID Detectorで透かしを確認できると案内しています。Googleの検出サービスは画像・動画・音声を対象にしていますが、透かしが見つかったことは内容の真偽を証明しません。反対に、見つからない画像が人間の撮影・制作だとも断定できません。

今回確認したのはAppleの更新説明と利用ガイドです。実機で画像を作ってDetectorにかける検証はしていません。古いOSで作った画像や、Apple Intelligenceを使わない通常の編集まで対象と広げて読むべきではありません。

写真の「AIで作った・変えた」を後から調べる手段が増えました。ただし判定には対象範囲があり、透かしの有無だけで画像の真偽は決まりません。