2026/10/01 07:16

AirPods 5、iFixit分解で初の修理しやすさ2点 電池は外せるがケースは難関

iFixitがAirPods 5を分解し、AirPodsとして初めて修理しやすさを10点満点中2点と評価しました。イヤホン本体は比較的きれいに開き、端子付きの電池を取り外せた一方、充電ケースは電池に届くまでに破損したといいます。「修理可能になった」と言い切れる変化ではありません。

開いた充電ケースと左右のAirPods 5を写したApple公式の製品写真。分解写真ではない
画像: Apple(製品写真。分解・評価はiFixit)

電池を外せる構造が戻り、開け方も改善

iFixitによると、AirPods 5にはAirPods 3で見られ、AirPods 4では使われなかった端子付き電池が戻りました。従来のAirPods 3は端子を外せても、イヤホンの外装を壊さず開くのが難点でした。今回の機種ではドライバー周辺から左右とも比較的きれいに開けられ、接着材を外すと電池が取り出せたと報告しています。

iFixitによるAirPods 5の分解動画。電池の取り外しとケースの難しさを確認できる

ただし左右の電池は極性と端子位置が異なり、入れ替えて使うことはできません。iFixitはヘアドライヤーとクランプでも開封を試せた一方、初回の別の開け方では樹脂を溶かしました。家庭で誰でも安全に交換できるという評価ではなく、交換用電池も現時点では一般に入手できないとしています。

ケースの電池にはまだ届きにくい

充電ケースは内側の部品へ進む際に外装を傷め、電池にたどり着くころにはケースが壊れたといいます。AppleはAirPods 5向けの交換部品や修理マニュアルをセルフサービス修理に用意していません。2点という評価は、イヤホン側の改善とケース側の難しさを両方含みます。

購入時の見た目や音の新機能からは分からない内部設計の差です。将来の電池交換を考えるなら、部品の供給とケースの修理方法が整うかが次の焦点になります。