Apple WatchのLive Rewind、消音中も通知音 直前15秒を文字で確認
Apple Watch Series 12とUltra 4の「Live Rewind(ライブ早戻し)」は、直前15秒の会話を文字で確認する機能です。Appleは、起動時に本体からチャイム音が鳴り、消音中やヘッドフォン接続中でも省略されないと説明しています。年内にまず英語のベータ版を提供する予定です。
2回押すと、音と画面で知らせる
利用には、iPhoneのWatchアプリで機能をオンにしたうえで、Digital Crownを2回押します。Watchには全画面のアニメーションとマイクの表示が現れ、近くの人に使用を知らせます。表示するのは操作前の15秒間で、その後も文字起こしを続ける仕様ではありません。
これは起動を知らせる仕組みです。会話が文字になったことを周囲が必ず理解する、あるいは相手の同意まで得られると受け取るべきではありません。Apple自身も、私的な会話や機密を含む場面では周囲への配慮を求めています。
約30秒で消えるテキストには例外がある
抜粋は、Watchの画面が暗くなってから約30秒後に消去されます。ただし、Siriアプリに保存するか「Siriに頼む」を選んだ場合は、この自動消去の対象から外れます。
Appleによると、通常の音声認識はWatchとiPhone上で処理され、音声の録音ファイルは残りません。一方、抜粋をSiriにたずねたり保存したりすると、内容はプライベートクラウドコンピューティングへ送られます。手元の表示と、その先の操作ではデータの扱いが異なります。
日本語の提供日は未発表
対応Watchに加えて、iPhone 16以降(iPhone 16eを除く)、Apple Intelligence、Siri AI(ベータ版)が必要です。13歳未満は利用できず、18歳未満の子ども用アカウントは保護者による有効化が必要です。
Appleは英語からの提供を案内しており、日本語の日程は示していません。Siri AIは当初EUでも利用できません。また、抜粋は不正確になる場合があるため、重要な内容は相手や別の信頼できる情報源で確認するよう求めています。