2026/10/07 19:04

Apple Watch Series 12、分解で電池の引き抜きタブを確認 Ultra 4は修理しやすさ据え置き

iFixitがApple Watch Series 12とUltra 4を分解しました。Series 12では電池を外すための引き抜きタブと簡素になった画面コネクタを確認し、修理しやすさを前世代から1点高い10点満点中4点と評価。Ultra 4は同じ4点にとどまり、どちらも電池に届くには接着された画面を開く必要があります。

画面と背面センサーを並べたApple Watch Series 12のApple公式画像。分解写真ではない
画像: Apple(製品写真。分解・評価はiFixit)

Series 12は電池の固定方法を変更

Series 12の電池は、引き伸ばして剥がせる接着タブで固定されていました。iFixitは従来のように工具で電池をこじらずに外せたと報告しています。容量は46mmのSeries 11の1.403Whから1.461Whへ増えました。画面の接続も、テープ付きのZIFコネクタからブラケットの下にある押し込み式へ変わっています。

iFixitのApple Watch分解動画。電池に届くまでの画面取り外しを確認できる

ただし改良は画面を外した後の話です。iFixitは画面を開く際の力が大きく、傷める危険を感じたとしています。画面交換でも電池を外して付け直す必要があり、4点という評価は「家庭で簡単に電池交換できる」という意味ではありません。

Ultra 4の電池は増量、開け方は変わらず

Ultra 4の電池は2.444Whで、Ultra 3の2.313Whより大きくなりました。一方、底面の4本のねじを外しても触れられるのはセンサー部で、電池へ進むには接着された画面を開かなければなりません。iFixitの修理しやすさ評価は前世代と同じ4点です。

Apple Watch Ultra 4の画面と側面を写したApple公式画像。分解写真ではない
Ultra 4の内部構造はiFixitの分解記事と元動画で確認できる。画像はAppleの製品写真。

両機種とも電池交換が物理的に不可能なわけではありません。ただ、開封時には画面やケーブルを傷つけるリスクがあります。AppleはWatch向けに修理サービスを案内しています。Series 12のタブは内部設計の前進ですが、所有者が部品と手順を使って修理できるかは別の問題です。